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変足編集部。

2010年07月28日

Number PLUS 南アフリカW杯総集編、ただいま絶賛発売中です!

写真1
「飛び出せ! マラドーナ」も大好評です。

この号はW杯終了直後から、大会を振り返りつつ、ひたすら編集部で作業に明け暮れました。しかも編集部には、こんな魅惑のお菓子コーナーまであるんです。

写真2
やめられない、とまらない。

椅子に座って作業をしつづけ、小腹が空けば、このお菓子コーナーで欲望のままにおやつをつまむ・・・・・・完璧に負のスパイラルです。

そのことに気付いたのは、恥ずかしながら校了が明けて、日常に戻った後のこと。さすがにスポーツグラフィック誌で「これはまずいんではなかろうか」と反省し、マラソン出場を目指して、ジョギングを始めることにしました!

メンバーはNumber編集部4名(内家族1名)+CREA編集部1名の総勢5人。
まずはシューズ! と、この5人で日比谷にあるアートスポーツへ出かけてきました。

まったくの初心者集団のため、とりあえずは足の計測から。足にシールをぺたぺた貼ってもらい、箱形のスキャナーのなかに片足ずつ入れて、計測してくれます。

写真3
なかなかのバックシャンですね。

さすがに5人分ということもあり、店員さんもてんやわんや。しかも私たちは完璧イベント気分で大盛り上がりで、さぞかし迷惑だったでしょう。この場を借りて謝ります、ごめんなさい。

計測結果はプリントアウトされ、それを元にどんな靴を選べばいいのかをレクチャーしてくれます。

写真4
右足が偏平足気味ですかね。

・・・・・・がここで驚愕の事実が判明しました。
メンバーは変わった足の持ち主ばかりだったんです!
編集部(播)は、縦の長さが長いのに、横幅が極端に狭いタイプ。
もう1名、CREA編集部のメンバーは、横幅がめちゃめちゃ広いそう。
私は(播)と同じような足形のうえ、土踏まずがつぶれていて靴選びを慎重にしないと足腰を痛めるそう。
思い当たる節があっただけに、足からそんなことも分かるなんて、この人占い師!? と一瞬思ってしまいました。

店員さんの見立てに従って、それぞれの足に合った靴を試着です。試着した状態で、足のフィット感などをチェック。

写真5
うまく結べるかな?

編集部(T)は、選んでもらった靴の評判が上々。それモテ系! とおだてられ、すっかりその気でこのポーズ。

写真6
飛び出せ! 37歳。

詳しく診断してもらい、気分上々で夜の街へと繰り出した5人。行き先はもちろん皇居!ではなく、近くの居酒屋。ビールを片手に、いつから走りはじめるか、という話題になると「暑いよね」「俺家の近所を走る」など、どこか後ろ向きな発言が続出。

買って満足して終わるのか、本当にマラソンイベントにまでたどり着けるのか・・・・・・このブログでよい報告ができることを祈っています。(H)

あの夏の、涙。

2010年07月28日

ワールドカップ総集編のナンバーPLUSが無事に発売を迎え、ワールドカップ一色だった編集部も徐々に平穏な日々を取り戻しつつあります。
以前、当ブログでもアナウンスがあった通り、ワールドカップ後のナンバーは「甲子園」特集で幕を開けます。

創刊30周年ということで、主にこの30年の間に繰り広げられた、甲子園の名勝負をこれでもかと一挙ご紹介するナンバー759号は今週木曜日の発売。

さて、特集班となった(魚)先輩と資料室で昔の新聞の縮刷版をひも解いていた時のことです。

目に飛び込んできたのは「日航機墜落」の見出し。『クライマーズ・ハイ』の舞台となった惨劇を伝える記事でした。その頃3歳だったはずの僕に当時の記憶はありません。
事故の続報を掲載した8月14日朝日新聞夕刊には、「遺族ら悲しみの対面」と題した記事の対向に、次のような見出しが躍っています。

「PL、29点の猛攻 止まらぬ毎回得点」

PL学園は、1年生から大活躍したKKが3年生となり迎えた甲子園で、また一つ大きな記録を打ち立てていました。敗退した山形代表・東海大山形のナインはさぞ悔しかったことでしょう。

そしてその脇にある記事。「父よ! 無事でいて!!」。
群馬代表・東農大二高の控え投手の父親が、応援に駆けつけようと日航機に乗り、事故に遭ったのです。記事は父親の安否を気遣い、甲子園から地元に戻った選手の苦悩を伝えています。

写真1-当時の記事
当時の紙面。日航機の飛行コースを分析した記事も。

あれから25年。甲子園は数多の伝説を紡ぎ、92回目の夏を迎えます。今もう一度、かつてのドラマに思いを馳せる、そのお供に次号ナンバーはぴったりの一冊に仕上がっていると自負しています。

最後に、少し前の話になりますが、交流戦ロッテvs.ヤクルトの試合では、高校野球ばりの大差となった一戦が。たまたま観戦していましたのでその画像をアップします。

写真2-スコアボード
22安打20得点でロッテ大勝のスコアボード。

プロ野球の後半戦も楽しみです!(五)

飛び出せ! マラドーナ。

2010年07月27日

現在発売中のNumber PLUS「完全保存版 南アフリカW杯総集編」はご覧になっていただけましたでしょうか?

photo1
表紙はあのPK戦の場面(写真は澤田仁典氏)。
一人ひとりの表情がよく見えて、緊張感が伝わってきます。

このNumber PLUSでは、「飛び出せ! マラドーナ」という記事を掲載しております。
小誌初の3D企画です。

photo2
扉ページはNumberの表紙風に作っています。

付属の3Dメガネで見てもらうと、マラドーナや文字が飛び出して見えるようになっています。

photo3
昔ながらの赤青セロファンのメガネです。
右目が青、左目が赤です。逆にすると飛び出しません。

この企画は、マラドーナのベンチ前などでのアクションがあまりにも面白いので、あれが飛び出して見えたらいいなぁ、ということでやってみたものです。ツイッター上では「誰得だよ!」などとお叱りの声も受けていますが、おおむね好評のようで胸をなでおろしております。

さて、このページを作る際、なにぶん初めてのことなので過去に3D製作されているものを参考にしました。それをここで紹介したいと思います。

まずは小誌がかつて提携していた「スポーツ・イラストレイテッド」。

photo4
「SWIMSUIT 2007」。恒例の水着号です。

14ページが3D製作されているのですが、なかでも最も飛び出していたのがこのページです。

photo5
ヒトデがドーンと出てきます。
編集部のかなりの人が見ていましたが、初めて見たときに、
必ず「オー」と言っていたのがおかしかったです。

また、仕分けや「はやぶさ」で話題になったJAXAも3D撮影したムックのようなものを出しています。

photo6
「THE EARTH FROM ALOS」。
凸版印刷さんにお借りしました。ありがとうございました。

ALOS(陸域観測技術衛星)から地球を3D撮影したという、かなりマニアックなものです。

photo7
これは「信州五岳」。かなり飛び出して見えます。
他にもグランドキャニオンなどを3D撮影しています。

映画やテレビの世界は3D化がどんどん進んでいますが、我々雑誌の世界では、今後も3Dが主流になることはなかなかないでしょう(少なくとも紙で作っている間は)。
ただ、たまにであれば面白いものだと思うので、機会があればまた作ってみたいと思います。 (つ)

南アフリカW杯総集編とナイーブな編集(A)。

2010年07月26日

7月22日(木)、完全保存版南アフリカW杯総集編が発売しました。

表紙
目印はパラグアイ戦のPK写真。

悲願の初優勝を成し遂げたスペインを中心に、南米、苦戦を強いられたヨーロッパの強豪国、2大会ぶりにベスト16という好成績を残した日本代表など今大会を網羅した内容になっています。

今回の号はぼくも担当のひとりだったということもあり、売れ行きがかなり気になっています。
どれくらい売れているのか、読者の方はどのような感想を持っているのか、自分が担当した記事は読まれているのか、号全体はどういう評価を下されているのか。

発売日から2、3日は担当号のことを考えながら一日を過ごしています。

そんな時に使ってしまうのがこれ

ブログ検索
ブログ検索。google以外にもyahooやask.jpがあります。

ここで検索し、読者の方の評判を知るわけです。
ナンバー編集部に配属された2年前からずーっと気になって検索しています。

「はっきり言って○○の記事は面白くなかった」

以前、自分の担当したパートを読者のブログにこのように書かれたことがあるのですが、その時の落ち込みと言ったら・・・・・・もうなんと言うか、あまり怒られても気にしないお気楽な性格だと自負しているのですが、このときばかりはへこみました。

気になると言えば、もうひとつ。コメント欄。ごくごくたまーにコメントを頂けるのですが、これもやっぱり嬉しい。

自分のブログがアップされると、ついついコメントの有無を確認してしまいます。

NumberPlusの定価1000円。版型もかなり大きく保存版にふさわしいつくりになっている、と思います。是非ご一読下さい。 (A)

「クライマーズ・ハイ」と、8月12日。

2010年07月23日

今年も8月12日が近づいてきました。
1985年8月12日と聞いて、ピンとくる方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。
当時、あなたが何歳だったかにもよりますが、その日、何をしていたか記憶している、そういう歴史的事件のあった日、というのは生涯でいくつかあると思います。
この日は、羽田発大阪行きの日航123便、ジャンボジェット機が御巣鷹山に墜落した日です。520人もの乗客の命を奪った大事故から今年で25年。実に四半世紀の年月が過ぎたことになります。

私は当時15歳。高校1年生の夏休みで、ちょうど風邪を引いて寝込んでいたのですが、夜の7時過ぎくらいだったでしょうか。トイレに起きたときに、父親からニュースで大変なことになっている、ということを聞かされた憶えがあります。
その後、バラバラになった機体の残骸、4名の生存者発見、遺体の搬送、事故原因の究明などなど、続報には釘付けとなりました。
夏休みの最中、またビジネス便としても多くの利用客がいたため、数多くの方々が犠牲となり、スポーツ関係でも、阪神球団社長が犠牲になったり、中には甲子園の高校野球に出場する息子を応援するために搭乗した父親が命を落とすという悲劇もありました。

私はこの事故の遺族でも関係者でもありませんが、なぜ今回書こうと考えたかといいますと、横山秀夫さんの小説『クライマーズ・ハイ』の単行本編集に、かつて関わらせていただいたからです。
2003年、Number編集部から出版部に異動した私は、当時、別冊文藝春秋という小説誌に連載されたこの小説を、一冊の本にまとめることになりました。

2010072202170000
週刊文春ミステリーベストテン2003年第1位、
2004年本屋大賞第2位を受賞。文春文庫。

横山さんは事故当時、地元群馬の地方紙・上毛新聞の記者をやられており、事故発生直後に山に登られ、取材をしています。
小説『クライマーズ・ハイ』は、当時の新聞社の記者たちを主人公にし、ただ事故の悲惨さを伝えるのではなく、大事故に翻弄されつつも新聞記者としての矜持を守ろうとする男たちの様々な葛藤、ドラマを描いた作品です。
『動機』『半落ち』など、警察小説をはじめとした優れた作品の数々で人気作家となられていた横山さんですが、この1冊でまた新境地を開かれたと言えるでしょう。

その後、この作品は佐藤浩市さん主演でNHKドラマ化、さらには堤真一さん主演で映画化もされたので、ご覧になった方々もいらっしゃると思います。
ドラマ化の前、2004年の8月12日には、NHKのプロデューサーたちと御巣鷹山に慰霊登山をしましたが、このときの経験は一生忘れません。
先日、石川遼選手が乗った飛行機が、燃料漏れのため片側エンジンをストップさせて成田に着陸するというトラブルがあったこともあり、ついそんなことを思い出してしまいました。

それはともかく、横山秀夫さんの『クライマーズ・ハイ』(文春文庫)はとても面白い小説です。エンターテインメントとして、男たちの群像劇として、我々にいろいろなことを訴えかけてくる作品です。
未読の方は、是非手に取ってみてください。 (柔)

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