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品々。

2009年07月31日

Number編集部は明日、現在の2階から8階へ引越します。

長年使用してきた現編集部には、よく分からないものも含めてやたらといろんなものが張ってあります。新編集部では張られないものもあるので、最後にご紹介したいと思います。



編集部の入り口から入った風景。手前のテーブルで数多くのライターやフォトグラファーの方々と打ち合わせをしてきました。



正面には中吊り広告が張られています。



これは400号の際に作られた特大中吊り広告です。号が出たのは平成8年。編集部のど真ん中の梁に13年も張られていました。





編集長の席の後ろには最近の「完売御礼」が。





編集部員がスケジュールを書き込むホワイトボード。その上には、





フィギュアスケートの伊藤みどりさんのサインが飾られています。Numberは来年3月で30周年なので、15年近くもここにあったわけです。





編集部の片隅にある薄汚れた仮眠用ソファー。その上には、





早稲田号の特大ポスターがまだあります。





最後はNumber自慢の「スポーツカレンダー」です。これは編集部Yさんが毎月手書きで作ってくれています。





このように日ごとに行われるスポーツイベントが書き込まれています。編集部にとって欠かせないもので、これは新編集部でも張られることは間違いないですね。



これから引越しの準備がはじまります。



編集部で一番散らかっている自分の机を片付けて荷造りしなくてはいけないと思うと憂鬱です……。(つ)

名曲。

2009年07月30日

雲はわき 光あふれて

天高く 純白の球 今日ぞ飛ぶ~

夏になると、よく聴かれるこの歌のタイトルはご存知ですか?

答えは、「栄冠は君に輝く」。

昭和23年に、夏の甲子園の大会ソングとして作られました。詞は一般からの公募。曲は阪神の「六甲下ろし」やジャイアンツ、ドラゴンズの応援歌などの作曲で知られる古関裕而が担当。以来、なんと60年以上にわたり、歌い継がれてきたわけです。

今年は古関裕而が誕生して100年、亡くなってから20年になります。福島県出身で、福島名誉市民第一号にもなった同氏に敬意を表し、新幹線の福島駅では、今年の春から、発車メロディにこの曲が使われています。



これは、福島駅近くの古関裕而生誕の地に立つ記念碑。

……と前置きが長くなりましたが、7月30日(木)は夏の高校野球を特集した734号「甲子園が揺れた夏 ~高校野球名勝負列伝」の発売日です。



中吊りに似てますが、違う写真の表紙です。

池田高校の取材の様子、中田翔選手に斎藤佑樹選手との対決をインタビューしたことなど、すでにこのブログでも紹介されていますが、他にも松坂大輔選手の独占インタビュー、残念ながら県予選で負けてしまった春のセンバツ優勝校・長崎清峰高校の現地取材など、



現地取材の証。

1989年から昨年まで、平成20年間の夏の甲子園のトピックスや秘話を中心に、読み応えある1冊になりました。実は、Numberで高校野球を特集するのはなんと15年ぶり! 今の高校球児たちが生まれて間もない頃以来ということになりますね。

各地で取材に当たっていただいたライター、カメラマンの方々はもちろんですが、当ブログでもおなじみのカメラマンの(ヒ)君にも感謝。

彼は95年以来毎年、春夏と甲子園を訪れており、今回、その膨大な写真のストックが役に立ちました。

今年で91回目を迎える全国高校野球選手権大会は、8月5日に組み合わせ抽選があり、開幕は8日から。

新たにまたどんなドラマが生まれるのか。今から楽しみです。(柔)

感涙。

2009年07月29日

このブログで何回も紹介し続けてきましたが、日本人ふたり(新城幸也、別府史之)も見事ツール・ド・フランスを完走し、レースを終えました。

ぐすん……。

本当によかった、日本人がツールを完走する日がこんなに早く来るなんて。感無量です。自転車ツーキニスト、自転車好きとしてこんなにうれしいことはありません。

21ステージで敢闘賞を獲得した別府選手おめでとうございます!

そして、日本人最高位となるステージ5位を獲得した新城選手おめでとうございます!

陰ながらずーっとテレビの前で応援していました。来年も出場して今年以上の成績、そしてステージ優勝を是非勝ち取ってください!

感無量と言えばもう一つ報告があります。

734号、甲子園特集号がついに完成して編集部に届きました。ぼく(A)も担当編集として加わった号だけに喜びもひとしおです。

Numberに配属されて1年経ちますが、自分が担当した号が到着する瞬間って言ったらもう……。我が子が誕生したような気分です。

子供なんてまだいませんが。

言うまでもなく彼女もいませんがなにか?



中吊り広告。相変わらず写メなので画質は悪いですが。



平成20年間の甲子園名勝負を網羅する内容になっています。

20年間で甲子園を沸かせた懐かしの球児たち、そして忘れがたい名シーンの写真などもたくさん掲載されています。

松井秀喜の5打席連続敬遠の真相。

松坂大輔の独占インタビュー。

仙台育英、早稲田大、ダイエーで活躍した大越基の今。

などなど。

誌面をここで紹介できないのが残念です。

発売日は7月30日。8月8日から始まる夏の甲子園前に是非ご一読下さい。(A)

実像。

2009年07月27日

今週は、8月6日発売のNumber PLUS、清原和博号&桑田真澄号の校了週です。2冊同時発売という、かつてない困難を乗り越えるべく、ずっと外にも出ず、地を這う作業を続けております。

ちょうど会社に数泊して気持ちのゆとりがなくなっているところ。今日は一つ、「真実のナンバー編集部の姿」を包み隠さずお伝えしましょう。

これまで当ブログでは、比較的のどかで楽しそうな様子をお伝えしてきたかと思います。しかし、本当はどんなところなのか? いくつかの場所にたとえながらご説明し、イメージしていただこうという趣向です。

まずたとえるならば、

1.戦場

スポーツ選手の真剣な戦いを伝える編集部が、平穏無事なわけはありません。

マシンガンのような響きをあげて連打されるキーボード。厳しい取材や昼夜を問わない作業に追われて倒れ込む者、異常なイビキをかきはじめ脳梗塞を疑われる者も出てきます。

「メディーック!」

叫べども医療班すらいない極限状態。

「俺、この校了が終わったら結婚するんだ……」

「キャプションなんて飾りです。偉い人にはそれが分からんのです」

そんな言葉が飛び交う地獄の一丁目、それがナンバー編集部です。もっと正確に言うと、戦場と野戦病院が一緒にあるような感じです。



奥に負傷兵。

2.外国

どう考えても日本ではない時間で生活しています。

平均的にはー5時間ほど、国でいうとイランの方たちと同じように起床し、働いています。日本時間の12時に目覚め、会社に着くのが14時、就寝が5時というところでしょうか(24時表記)。

校了が迫ると、ぐっと離れてエジプト(ー7)、フランス(ー9)の方々とお話がしやすい状態に。さらに我が国からは再遠方であるところのブラジル(ー12)とも時差を感じずコミュニケーションできるようになってきます。

というか本当の校了中はずっと誰かしら(あるいは全員)起きているので、どこの国からご連絡いただいても即レスポンスできる、ワールドワイドに開かれた態勢に、最終的にはなってしまいます。

千代田区にいながらのジェットセッター。慢性時差ボケ患者生産工場。それがナンバー編集部です。



12時20分(南アフリカ時間)。

3.相撲部屋

日本が誇る最強格闘技の担い手、相撲レスラーに迫る勢いで編集者が肥え太っていきます。

カレーが飲み物なのは共通認識。トンカツライスの味噌汁代わりにたぬきそばを注文、デザートとしてサンドイッチをつまんだ上で、タバコをやめた口寂しさを紛らわすため柿ピーをチェーンイーティングする剛の者も。

昔いた編集者の中には、体重が増えすぎて膝を悪くし、特殊な装置を付けないと睡眠時無呼吸症候群で死ぬという状態にまで巨大化したエクストリームなデスウィッシュ・レスラーが、正真正銘、実在します。

ちなみに先の負傷兵が、今は将来の出世頭と目されています。

無理偏にげんこつと書く兄弟子がいて、可愛がられる弟弟子がいるナンバー部屋。それがナンバー編集部です。



ちゃんこ。

……というような話は本当にどうでもよく、清原と桑田のPLUS、お楽しみに。ただいま最後の締めくくり、鋭意制作中です。

今回、新基軸として「完全復刻版」として作りました。「再掲載」ではなく「完全復刻」、英文では「Re-Print」。

その意味は、ぜひお手にとって確かめていただければと思います。(一)

偏愛。

2009年07月24日

今日と明日はプロ野球オールスター。シーズンも半分を終えたことになります。

前半戦を振り返って特筆すべきは、やはり中日の躍進でしょう。5月14日時点で首位ジャイアンツと9ゲーム差あったのにもかかわらず、現在のゲーム差は2.5。オールスター前の最後のゲームまでは、8連勝という破竹の強さでした。

いまだ10.8を思い出しては涙ぐむ、名古屋育ちの私としては、「メイク・ミラクル返し」を信じています。

さて、今日のブログでは、そんな旬な中日関連で最近印象に残った単行本を紹介します。

はじめは愛甲猛著『球界の野良犬』(宝島社 1300円+税)。



その格好と表情でバットを担がれると……。



愛甲といえばロッテのイメージが強い方もいるでしょうが、選手生活終わりの5年間を中日で過ごし、なにより現役時代の落合博満監督に強く影響を受けた選手であります。

肝心の内容はといえば、オビに踊る「最低で最高の不良」との言葉通り、ホントにワルいなあという印象しかありません。

でも、ある種、昔の野球選手にあった骨太さを思い出します。近頃の東京では天然記念物となった暴走族を見かけて、何となくホッとするみたいな。



次は久慈照嘉監修『遊撃手論』(矢崎良一著 PHP研究所 1400円+税)。



イラストのタッチがちょっと懐かしめ。



久慈といえば、「大豊・矢野」対「関川・久慈」の世紀のトレードで、阪神から中日にきて5年間を過ごし、その後阪神に戻って引退した選手です。懐かしいですね。

この本はショートストップを現代野球の要と位置づけ、その考え方や育成法などを説いています。取り上げられている選手は、我が中日の井端和弘にロッテの西岡剛などなど。

文春野球部でショートを中心に活躍する私としては、ぜひとも参考にしたい本です。世の中のショートの皆さんも必読です。



最後に高代延博氏の『WBCに愛があった』(ゴマブックス 1500円+税)。



金メダルはともかく、ブレスレットは初めて見ました。



高代氏は去年まで中日のチーフコーチとして辣腕をふるい、今春のWBCでも守備走塁コーチを務めました。

そして知る人ぞ知るノックの名手です。ノックが上手いコーチがいたからこそ、中日の鉄壁の守備陣が生まれたのですね。本書ではWBCの選手選考から始まり感動の優勝に至るまで、高代コーチの視点からの事実が描かれています。

なかなか読めないチームの内情や裏話などが満載で、あの感動の裏にあったドラマを満喫できます。



そんなわけで、駆け足でしたがこの夏おすすめの野球本の紹介でした。中日こそが野球界を支えていることがよーく分かりますよ。(F)

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