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澤穂希さんとナンバーMVP。

2011年12月22日

年末恒例、今年のナンバーMVP賞は、澤穂希さんにお贈りしました。
女子ドイツW杯での大会MVPと得点王獲得、主将としてチームを優勝に導いたあのプレーを思い出せば、澤さんの受賞は当然のことと言えるでしょう。
先日、INAC神戸の練習場にお邪魔し、簡単な授賞式とMVPインタビューを行なってきました。インタビュアーは、日々野真理さん。ずっと澤さんを取材してきた日々野さんならではの、深くていいインタビューになりました。記事は、本日22日発売のナンバー794号「2011年総集編 日本の誇り」特集に載っていますので、ぜひご一読ください。

794号表紙のコピー
なんかすごく目立つ表紙ですね

ところで、今だから言えますが、この授賞式&取材は、ひさびさにスリリングなものになりました。結果オーライだったので、担当編集(犬)が冷や汗タラタラだったことは省略。でも、追いつめられた状況のなかで、カメラマン加藤亜希子さんから、
「大丈夫、大丈夫! なんとかなるから!」
と勇気づけられたのは効きました。
そのあと登場された澤さんからも、「あきらめない強さ」みたいなものを注入されたような気がして、精神的収穫の多い取材となりました。

澤さん撮影
加藤さん&日々野さんのお蔭で撮影も成功

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794号で掲載できなかった1枚(撮影 加藤亜希子)

このインタビューのあと、澤さんには東京で短い時間だけお会いしましたが、やっぱりいいオーラを放ってますね。会うだけで、こちらがポジティブになるような。個人的にもいい年の瀬となりました。  (犬)

「マネー・ボール」を超えろ。

2011年11月17日

「ナンバー編集部員なんだから、観ておいたほうがいいんじゃないか」と言われ、行ってきました、映画「マネー・ボール」。
原作本の愛読者だった私からすると、物足りない部分もあるにはあるのですが、映画としてはきちんとしているし、楽しめる作品になっていると思いました。
とくに興味深かったのが、ビリー・ビーンGMの補佐役ポール・デポデスタの扱い。デポデスタ自身が実名使用を断ったそうで、映画のなかではピーター・ブランドという名前に変えられていましたが、おかげで逆に映画として自由になっています。なるほどと思いました。
原作者マイケル・ルイスのスポーツ本が映画化されるのは「マネー・ボール」が2作目で、先に『ブラインド・サイド』というアメリカンフットボールの黒人選手を描いた作品が映画になっています。

ルイス
2冊ともノンフィクションです

映画「ソーシャル・ネットワーク」もマーク・ザッカーバーグに関するノンフィクションを下敷きにしていて、アメリカでは実話をもとにした映画がよく作られています。
日本でも、実話をもとにした映画がたまに作られてはいますが、スポーツを題材にしたものは少ないですね。アメリカほどはスポーツ映画のマーケットがないので、仕方ないのかもしれませんが。

そこで、ナンバーと縁のあるスポーツノンフィクションで、これはというものを個人的に勝手に推薦してみましょう。ただ作れればいいというものではなく、興行面なども勘案すると、金子達仁さんの『28年目のハーフタイム』がイチオシでしょうか。

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1996年マイアミの奇跡を描いた傑作

アトランタ五輪代表選手役として若手イケメン俳優を多数起用し、西野朗監督役はガリレオ先生役でおなじみのあの人に演じてもらうといいでしょう。「ルーキーズ」ぐらいのヒットにはなるような気がします。
ほかにもナンバーに載った傑作ノンフィクションで、映画化してほしい作品はたくさんありますね。

セレクション
「Numberベスト・セレクションⅢ」

文庫版も出ている「ベスト・セレクション」で確認しながら、これはあの俳優で出来ないかとか、あの映画風に作れないかと妄想してみるのも楽しいです。映画関係者の方々もぜひお試しください。   (犬)

リーガ・エスパニョーラを夢見て。

2011年11月14日

現在発売中の791号「日本サッカー育成最前線 世界で戦えるサムライの作り方」のなかで「バレンシア日本校では何を教えているのか」という記事を担当しました。
この「バレンシア日本校」とは、リーガ・エスパニョーラの強豪・バレンシアCFの下部組織に直結しているスクールです。すでに今年2人の選手が“昇格”して、スペインに渡ってプレーしています。

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小学2~4年生の子供たちが神戸の灘区にあるフットサル場で練習していました。

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撮影をしてくれたのはフォトグラファーの田渕睦深さん。暗くて大変ななか、いろんなアングルから撮ってくれました。

小学生の低学年ぐらいだと「習い事」としてサッカーをやっているケースも多いかと思いますが、ここには「将来はプロになりたい」と思っている子供たちも多く通っているそうです。

そういった真剣にサッカーに取り組んでいる子供たちに何を教えているのか、ということが今回のテーマだった訳ですが、もっとも重視しているのは技術でも戦術ではなく、走力や体力をつけることでもありませんでした(詳しくは記事をご覧になってください)。

練習を見ていて印象に残ったのは、スペインでライセンスを取った校長兼コーチの中谷吉男さんの指導を受けている子供たちは、真剣ではあるのですが、同時にとてもサッカーを楽しんでいるな、ということでした。

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紅白戦が終わったあとには、負けた方がゴール前にならんでお尻でシュートを受ける“罰ゲーム”的なものがありました。シュートを打つ方も受ける方もずっと笑顔でとても楽しそうでした。

このなかから将来、まだ誰も日本人では成功していないリーガ・エスパニョーラで活躍する選手が出るかもしれません。日本の育成環境もずいぶん多様化し、進化しているんだなぁと感慨深い取材でした。   (つ)

「つよかわ!」なアスリート。

2011年11月11日

このたび、「つよかわ」なアスリートを取材してきました。
「強くて、かわいい」女子ゴルフ界のホープ、
笠りつ子選手(Number791号FACEに登場)です。

プロ6年目の今季、念願の初優勝を果たした後には、
続けて上位に食い込み、現在、賞金ランキング8位。

練習ラウンドも密着取材をしたのですが、
ドライバーの飛距離はダントツで、アプローチの精度も素晴らしいものでした。

なによりも、笠選手がいる空間は、
雰囲気が明るくなることに驚きました。
ギャラリーに人気が高いのもうなづけます。

今週末の伊藤園レディスもぜひ頑張ってもらいたいです。   (馬)

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「NumberDO」 in New York Times ?

2011年11月10日

外の空気もすっかり秋めいてきました。

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澄んでます。ランニングにも適した気温になってきたので、来月頭のフルマラソンに向けて、週3ペースで走っています。

ところが、なかなかカラダが思うように動きません。実は、先月、虫垂炎(俗に言う「盲腸」というヤツです)を患い、人生初の入院を体験してしまったんです。編集部の先輩方やライター、カメラマンの皆様には「お前は小学生か!」という激しいツッコミをいただきましたが、アレ、ほんとお腹痛いんですよ。

「入院の影響を取り戻したいなぁ」などと思っていたところに、耳寄りなニュースが飛び込んできました。

「NumberDO」前号の巻頭記事になった村上春樹さんのインタビュー。

涌井写真2
3時間に渡って語っていただきました。

そこに掲載された近藤篤さんの写真を見た「New York Times Magazine」の編集者さんが、『1Q84』の英語版が出版されるタイミングで村上さんの特集を組み、その誌面に使いたいとおっしゃっているとのこと。

そのページのリンクがこちら。ページ中段にある「<マラソンのゴールシーンの写真>を撮った写真」です。

これを見てふと思ったのは、バカみたいな感想ですが、3時間31分ってやっぱり凄いなーということ(村上さんは手元の時計では30分を切っていたとおっしゃていました)。そして、今までは具体的な目標というのを持ったことがなかったのですが、このタイムを生涯の目標にしてみようかな、と思ったりもしました。

僕もベストタイムを狙える年齢のうちに、盲腸などにかからずに、こつこつと走っていきたいと思います。   (W)

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